利用シーン別活用例
人が作業するエリアでの搬送
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組み立てライン
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ワーク搬送
多くのAGV は、搬送エリアと人の作業エリアとを明確に分けて運用する必要があります。一方AMRは、人や障害物を認識して自動的に回避しながら走行し目的地へ向かいます。そのためAMRは、人が作業または人の往来があるエリアでの搬送の自動化ができます。特にAspinaAMRは本体サイズが小さく小回りが利くため、組み立てライン間などの狭い通路も走行し作業者のすぐそばまで搬送することができます。

レイアウト変更や工程変更が頻繁にある現場の搬送
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少量多品種
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小ロット生産
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レイアウト変更
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ガイドレス(誘導体不要)
生産現場によっては、多品種小ロット生産で、頻繁に段取り替えや工程の変更、またレイアウトの変更がある場合があります。AGV を使用する場合は、磁気テープなどの誘導体をそのたびに貼り替える必要があります。また磁気テープは破損した場合に張り直さなければなりません。AMR であれば磁気テープや誘導体が不要で、環境地図を再作成し目的地を再設定するだけで、簡単に新しい環境で搬送を再開することができます。

入退室が煩わしい場所への搬送
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自動ドア
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クリーンルーム
クリーンルームへ人が荷物を搬送する場合、専用の衣服に着替え、エアシャワーを浴びて入室する必要があり、手間と時間がかかります。AspinaAMR はドアを認識し(※)開閉に合わせて走行し、自らエアシャワーを浴びてクリーンルーム内へ荷物を搬送できます。このように、人の入退室が煩わしい場所への搬送を効率的に自動化できます。
※自動ドア設定による

他ロボット・装置連携
汎用入出力端子を装備する装置・ロボットとAspinaAMR を連携すると、ロボットからAspinaAMRをコントロールできます。
