製造現場向け自動搬送ロボット AspinaAMR 2022年9月量産開始予定
AspinaAMRの特長
AspinaAMRは、導入しやすく拡張性のある、現場で作業者の方と一緒に働く工場内搬送用の協働ロボット(AMR)です。
導入しやすく、スモールスタートに最適
現場のレイアウト変更不要でそのまま導入可能。ちょうどいいサイズと小回りの利く本体で、狭い通路もすいすい走行。
現場にあるパソコンで使える操作用ソフトウェアと、作業者も簡単に扱えるQRコードでの操作ができます。

安心導入、1年での投資回収(※1)
日本製のため、購入後のサポートも充実。安心して導入できます。
製造現場に寄り添った設計で、費用対効果が高く、1年以内での投資回収が可能(※1)です。
※1 弊社調べ。次の条件による回収期間法にて計算。減価償却耐用年数3年、法人税等の税率30%を条件として設備投資による売り上げ高及び変動費の変化はなく、省人化が進んだ場合

外部システム連携と将来の拡張性
外部システムと接続でき、今お使いの生産システムや製造ラインとの連携が可能です。ソフトウェアは定期的にバージョンアップされ、導入後もハードウェアはそのままで最新の機能をお使いいただけます。


「搬送自動化」でお悩みの方に、ハンドブックをご用意しました。
製造現場における工程の自動化の現状、搬送自動化のためのロボット・自動機の種類と特徴、AMRとAGVの違い、AMRの利用シーン、他のロボットや生産システムとの連携などを解説しています。
ハンドブックをダウンロードして、搬送の自動化をご検討の際にご活用ください。
導入方法
AspinaAMRの導入は簡単 4 STEP。
-
STEP1:AspinaAMRのホームポジションを決める
はじめにAMRの運用を開始・終了する地点(ホームポジション)を決め、AspinaAMRを配置します。
STEP2:操作用ソフトウェアをお手持ちのPCなどにインストール
操作用ソフトウェアを端末にインストールします。
お手持ちのPC、ノートパソコン、タブレットを操作用端末として使用できます。
STEP3:操作用端末とAspinaAMRを接続
操作用ソフトウェアを使って、端末とAspinaAMRを接続します。
STEP4:運用場所のマッピング、地点登録
運用場所のマッピングをし、搬送場所、進入禁止エリア、自動ドアなどの登録をします。

さあ、準備は整いました。
AspinaAMRで搬送の自動化を始めましょう!
製品モデル
お客様のご使用状況に合わせて、複数の製品モデルをご用意しています。
通常モデル | AMR本体と操作用ソフトウェアの標準パッケージです。 |
---|---|
安全強化モデル |
安全装備をさらに充実させています。 |
リフト追加モデル |
リフトアップ機能がついており、AMRが搬送物を自動でピックアップするため、さらに搬送の自動化を進めることができます。 |
通常モデル
仕様
通常モデル
本体サイズ | W600 × D600 × H250 (mm) |
---|---|
最大速度 |
3.6 km/h |
走行性能 |
段差:5mm, 角度:3° |
積載重量 |
100kg |
電源 |
24V, 9A 弊社推奨バッテリー |
充電方式 |
コネクタ接続手動充電 又は 接触型自動充電(オプション) |
無線LAN |
AMR運用端末との通信用、 通信プロトコル開示(オプション) |
USB |
QRコードリーダ、他シリアル通信対応機器を接続可能 |
信号I/O |
入出力I/Oを各6チャンネル(AMRと外部機器との動作連携用)
|
音声 |
各動作報知用音声とメロディをプリインストール
ユーザ所有データの追加と再生
|
安全機能 | 非常停止ボタン及び各種センサによる近接/接触検知 |
安全規格 | ISO12100、 ISO13849-1、 IEC60204-1に準拠 |
その他の機能 |
|
全ての使用環境で保証される動作ではありません。仕様および外観は、改良のため予告なく変更する場合があります。
QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
オプション
効率化のための様々なオプションをご用意しています。
自動充電ステーション | 自動でドックへ戻り、自動充電を行います(充電時間5時間程度)。1時間ほどで完了する急速自動充電もできます。 |
---|---|
自動ドア設定 |
運用場所のマップ上で自動ドア設定をし、自動ドア通過の設定ができます。扉で仕切られたエリア間の搬送が可能です。 |
プロトコル開示 |
通信プロトコルを使用し、お客様の生産システムや周辺設備などと連携できます。 |
定期便プログラム |
出発時刻や停止ポイントでの待機時間を指示する定期便プログラムを作成できます。 |
呼び出しアプリ |
AspinaAMRを離れた場所にある別の端末から呼び出すことができます。必要な時に必要な場所からスムーズに搬送させることができます。 |
運用フロアごとのマップ切り替え |
フロアごとにマップ切り替えができるので、1Fから2Fというようにエレベータを使った搬送にも対応できます。 |
サポート
無償サポートに加え、有償サポートプランもご用意しています。
無償サポート
製品保証期間 | 1年 |
---|---|
無償サポート内容 |
保証期間内での
|
有償サポートプラン
エントリープラン | プロフェッショナルプラン | |
---|---|---|
ソフトウェアの1年毎更新: 常に最新の状態で使用いただけます |
〇 | 〇 |
使いこなしについてWeb、電話、メールでのお打ち合わせ | 〇 | 〇 |
AMR故障時、保証期間外でもセンドバック修理対応 | 〇 | 〇 |
故障時の代替機の貸出 | ― | 〇 |
ハードウェア定期点検 | ― | 〇 |
よくあるご質問
AMRとは何ですか?
AMRは、「Autonomous Mobile Robot」の略で、従来のAGV「Automatic Guided Vehicle」と異なり、ラインテープ無しでも自律走行できる協働ロボットのことで、将来の拡張性や柔軟性が高く、物流の現場などで導入が加速している製品です。
AMRや、AMRとAGVの違いについてを解説した、製造現場「搬送自動化」ハンドブックをご覧ください。
AspinaAMRはいつ販売開始ですか?
2022年9月に量産開始予定です。
現在仮予約をお受けしています。
仮予約とは何ですか?
2022年9月量産開始予定のAspinaAMRを優先的にご購入いただけます。
AspinaAMRは注文後、納入まで2か月程度を予定しています。事前にご予約いただくことで、量産開始後優先的にご提供することを予定しています。
なお、納期は受注状況・原材料の調達状況により変動する可能性があります。詳しくはお問い合わせください。
AspinaAMRの現場でのデモやレンタルは可能ですか?
お客様の現場でのデモや短期間の有償レンタルが可能です。Webでのデモや説明も歓迎です。
詳細につきましてはお問い合わせください。
また、お気軽にAspinaAMRをご確認・体験いただける機会として、展示会への出展、AspinaAMR体験イベントの開催を予定しています。
リスクアセスメント
ご使用前には取り扱い説明書で禁止事項、操作方法等をご確認の上、必ずリスクアセスメントを行ってください。
お客様の使用環境はお客様それぞれ異なります。お客様の業界や社内の安全基準・慣例・規定等に則り、必ずご自身での安全確保をお願いいたします。
また、AspinaAMRは複数のセンサや製品構成にて、安全システムを備えていますが、使用者は常にご自身の責任で動作環境の把握と安全を確保してください。AspinaAMRを過信せず、動作環境の把握と安全確保は十分に行い、すぐに緊急停止できるよう環境を整えてください。
AspinaAMRは開発中の製品であり、このページの内容は変更される可能性があります。