ASPINAについて
会社概要
会社名 |
シナノケンシ株式会社 |
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コーポレートブランド |
ASPINA |
資本金 |
6億5,000万円 |
従業員数 |
グループ全体:3,182人 日本 / 本社:866人 |
年間売上高 |
単独450億円/連結514億円(2024年2月) |
事業内容 |
精密小型モータおよび関連製品の開発・製造・販売 |
設立 |
1918年(大正7年) |
代表取締役社長 |
金子 行宏(Yukihiro Kaneko) |
本社所在地 |
〒386-0498 長野県上田市上丸子1078 |
事業分野紹介
当社は4つの業界特化型ビジネスを展開し、新規事業開発にも積極的に挑戦しています。
環境分野
家電製品や住宅設備など、身近な環境で使う機器や装備に用いられるモータを手がけています。ブロワ(送風装置)やポンプの技術を活かし、住環境に新たな価値を提供していきます。また、高速度通信の5G時代に避けられないテーマでもある冷却ユニット関連の製品も手掛けます。
自動化分野
快適な生活・労働環境を実現する自動化・電動化に用いられるモータや完成品を手がけています。近年ではパワーアシストスーツやアシストモビリティ、ロボットハンドなどのロボティクス分野に注力しています。また、動作検証・解析ツールも展開しています。
車載分野
DCブラシレスモータを用いた小型高性能ファンにより、自動車の快適性や燃費向上を実現し、業界をリードしています。車載エアコンやシート空調用のファンモータを主力とし、お客様は欧米やアジアなどグローバルに広がっています。
医療・福祉分野
人びとの健康的な生活とQOL向上を実現するために、在宅医療向け呼吸器系治療器のモータやコンプレッサーを手がけています。コンパクトで静かな性能を活かし、医療業界や患者の皆様のパートナーであることを目指します。デジタル録音図書読書機器や補聴器といった福祉機器でも人々の生活を支えています。
新規事業開発
新しい事業の柱を創出し、さらに100年の成長を目指すために、新規事業開発へ積極的に着手しています。
宇宙事業
小型人工衛星向けの姿勢制御に用いる基幹部品として「リアクションホイール」の開発に取り組んでいます。世界的に成長が予想される「民間が牽引する小型人工衛星市場」に貢献すべく、日々開発を進めています。
製造現場向け自動搬送ロボット
製造現場向け自動搬送ロボット「AspinaAMR」を開発。ASPINAの歴史で培われた様々な技術で、お客様のニーズにお応えしていきます。
ASPINAの目指す姿
変革を起こすパートナーとして
紡ぎだされた発想に息吹を与え、
世界中の人びとの希望と快適をカタチに。
ASPINAは、一世紀の時を超えて
熱意と共に挑みつづけます。
ミッション
私たちの使命は、世界中の人びとの希望と快適をカタチにしていくことです。
シナノケンシの目標
シナノケンシは、常に顧客にとってかけがえのない魅力に満ちた会社であることを目標とします。
シナノケンシの真の資産は人であり、社員にとっての会社の魅力を大きくすることを目標とします。
シナノケンシは、人とのつながりを大切にし、事業活動を通じて未来を動かす会社であることを目標とします。
社員心得
- 誠実な行動と公正な判断で、信頼を高めましょう。
- お客様の喜びは自分の喜び。自ら考え、自ら行動しましょう。
- 「 技」を磨き、世界で成長しましょう。
- 変化を先取りし、素早く行動しましょう。
- 常に全社的な視点とチームワークを忘れず、執念で勝利をつかみましょう。
ASPINAの由来
「ASPINA」というブランド名には、当社のルーツと、ここからグローバルに広がっている主力製品のモータの意味が込められています。「ASPINA」は、「SPIN」を「A」ではさんだ構成となっています。「SPIN」はルーツである絹糸紡績(Silk Spinning)とモータの回転(Spin)を意味し、A級の製品を、お客様と一緒に紡ぎだすブランドであることを表しています。
また、英単語のAspireともかけており、「熱望する、切望する、熱願する、目指す、志向する」という意味を込めています。
ASPINA拠点情報
グローバルに展開するASPINA。国内だけではなく、海外にも生産拠点や販売拠点があります。生産拠点は中国(安徽省、広東省)・メキシコに、販売拠点はアメリカ・中国・ドイツ・インドに、それぞれ展開しています。
「ASPINA」はグローバルに活動する当社グループが共通して掲げるコーポレートブランドです。同じグループとして、同じ想いと意味合いを込めたブランドをお客様に提供しています。
CSR活動
私たちは「シナノケンシの目標」に基づき、誠実な行動と公正な判断で、事業活動を通して社会に貢献し、信頼されるグローバル企業を目指します。
障がい者支援
事業活動を通して支える
「読む」「学ぶ」「聞く」という生活に欠かせない役割を補うための機器を開発・提供しています。事業活動を通して、障がい者の生活に役立てることをCSR活動のひとつの柱としています。
学習支援を義務教育から
読むことに困難のある子どもたちを支援する―。理解力はあるのに、紙の教材を読むことが苦手なケースでは、マルチメディアDAISYを使って学習することができます。音声と画像とテキストのハイライト機能で読みを補うマルチメディアDAISY再生ソフト「いーリーダー」と製作ソフト「プレクストークプロデューサー」で、学校や障がい者支援団体とともにその普及を進めています。
人財育成支援
人とのつながりを、地域・高校・大学で
人と人とのつながりを大切にする―という会社の目標にも含まれる想いを、地域とのかかわりのなか「育成」をテーマとして活動を続けています。地元の工業高校への出前授業やモータ試作体験、創業者の遺志を受けた金子八郎奨学基金、技術課題を掲げた大学との包括連携協定など様々な取り組みを行うほか、地域に窓を開くシナノケンシ祭では、モノづくりの楽しさを感じてもらえる子ども向けワークショップも行っています。