視覚障がい者向け録音再生機「PTR3PLUS」およびiPhone向けアプリ「プレクストークリーダー」をリリースします!
~もっと使いやすく、スマホ連携で自宅でも外出先でも快適な読書環境~

プレスリリース

2026年4月14日

シナノケンシ株式会社(代表取締役社長 金子行宏)はこのたび、視覚障がい者向けの録音再生機「プレクストーク」シリーズの新製品として、卓上型録音再生機 「PTR3PLUS」(読み:ピー・ティー・アール・スリー・プラス)を開発し、2026年6月より販売を開始します。

従来機「PTR3」の操作性や機能を継承しつつ、プレクストーク同様の操作性をもつiPhone向け専用アプリ「プレクストークリーダー」との連携機能を新たに搭載。録音図書の再生環境を自宅・外出先を問わずシームレスに提供し、より便利で快適な読書体験を実現します。

PTR3PLUS製品写真

PTR3PLUSの写真

カバー装着写真とカバーを外した写真

開発背景 ~ユーザーの声に応えて~

シナノケンシ株式会社は1990年代より、誰もが読めるアクセシブルな電子図書の国際標準規格であるDAISY(以下「デイジー」。Digital Accessible Information SYstemの略)に準拠した音声読書機の自社ブランド「PLEXTALK(プレクストーク)」シリーズの開発製造販売に取り組んでおります。

近年では、スマートフォン(以下、「スマホ」)を利用した読書が一般化しつつあり、外出先でも手軽に読書を続けたいというニーズが増加しています。プレクストークユーザーからも、「操作が簡単な卓上型を使い続けたい」という声がある一方で、

  • スマホアプリでもプレクストークと同じ操作体系で読書をしたい
  • 自宅にて卓上型プレクストークで再生していたCDやSDカードのデイジー図書の続きを外出先でも読みたい

という声が強まっていました。特に、現在もCDやSDカードのみで提供されるデイジー図書が多く存在するため、これらのコンテンツをスマホに転送し、外出先でも続きを読める環境へのニーズがありました。

こうした読書環境の変化とユーザーの声に応えるべく開発したのが、新製品「PTR3PLUS」と iPhone向けアプリ「プレクストークリーダー」です。

「プレクストークリーダー」は、これまでのプレクストークで培われたわかりやすい操作性を再現。スマホ読書が増える現状を踏まえつつ、これまでの携帯型「プレクストークリンクポケット」を愛用してきたユーザーの声にも応えるものとなります。

厚生労働省事業での開発助成

「プレクストークリーダー」およびその「PTR3PLUS」との連携機能は、厚生労働省「令和7年度 障害者自立支援機器等開発促進事業」に採択され、助成を受けて開発しています。スマホを活用したアクセシブルな読書環境の構築が社会的に重要であると評価されたもので、従来の読書端末からモバイル環境へと読書の幅を広げる取り組みを後押しするものとなりました。

また、開発にあたっては図書館や特別支援学校等と連携したモニター評価を実施し、視覚障がい者の方にとって読みやすさと使いやすさを重視した開発を進めてまいりました。

本間一夫文化賞の受賞

当社は2025年10月7日に社会福祉法人日本点字図書館が主催する「第22回本間一夫文化賞」を受賞いたしました。同賞は、視覚障がい者の文化向上に貢献した個人・団体を顕彰するもので、本受賞はプレクストークシリーズを通じた当社の取り組みが広く社会に認められた証となります。

本件に関するお問い合わせ先

シナノケンシ株式会社 プレクストークお問い合わせ窓口

電話:050-5804-1177

受付:月〜金 9:30〜12:00/13:00〜17:00

E-mail:plextalk@aspina-group.com

プレクストークWebサイト: www.plextalk.com

※プレクストークリーダーに関するお問い合わせも承ります。

※iPhoneの基本操作に関する問い合わせには対応しておりません。

新製品の仕様・特長・連携機能は下記の資料をご覧ください