九州工業大学と宇宙技術の受託研究契約を締結しました
プレスリリース
2025年5月23日
ASPINA シナノケンシ株式会社(代表取締役社長 金子行宏)は国立大学法人 九州工業大学(学長 三谷康範)と宇宙技術の受託研究契約を締結しました。本契約は、九州工業大学がオープンソース(※)化に向けて開発する超小型衛星に、弊社が開発・製造・販売するリアクションホイール「ARW-3m」および実証実験のための研究費を提供するものです。
同大学は、世界の大学・学術機関における小型・超小型衛星の運用数で8年連続世界1位の実績をもち、また非宇宙先進国を支援する学際的な衛星開発プロジェクト「BIRDS Satellite Project」にも取り組んでいます。ASPINAはこうした宇宙の裾野を拡大する活動に共感し、開発技術の普及支援を目指して本契約の締結に至りました。
今後もASPINAは精密なモーションコントロールを提案するパートナーとして、世界各国の持続可能な宇宙開発に貢献してまいります。
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※オープンソース:ソフトウェアやハードウェアの設計図や仕様を広く一般公開すること。九州工業大学では、より多くの人びとが宇宙参入できるよう衛星開発を早く・安く・簡単に進められることを目指し、衛星のオープンソース化に取り組む
九州工業大学 趙 孟佑 教授(大学院工学研究院 宇宙システム工学研究系)コメント
小型人工衛星は短い開発期間と低い開発コストによって、従来の中大型衛星ではできなかった宇宙利用をもたらし、これまで宇宙開発・利用には縁遠かった企業・新興国が宇宙参入を果たす上で格好の入り口ともなります。小型衛星の技術が進化することで、人類の宇宙利用が大きく変化し、より多くの人が、より多様な宇宙利用の成果を享受できることにつながります。
小型衛星の利点の一つである短期開発のためには、各コンポーネントのサプライチェーンを国内で作ることが望ましいと考えます。ASPINAのCubeSat(超小型衛星)用リアクションホイールは国内開発・製造であり、ぜひ使ってみたいと思いました。
国立大学法人 九州工業大学について
1909年の私立明治専門学校の開学に始まり、「技術に堪能なる士君子」(単に技術に精通するだけでなく道義心のある人格者)の養成を基本理念に数多くの技術者を輩出してきました。福岡県内の3キャンパス(2学部、3大学院)で約5700名の学生が学んでおり、近年では宇宙開発(教育機関における人工衛星の運用数が8年連続世界1位)や、ロボティクス(自律型ロボットの世界大会で6回優勝)など幅広い分野で成果を残しています。(文章提供:九州工業大学 総務課広報係)
ASPINA シナノケンシ株式会社について
https://jp.aspina-group.com/ja/
1918年に信濃絹絲紡績株式会社として創業し、時代の変化に合わせ1962年より精密モータ事業に参入。現在では「ASPINA」をコーポレートブランドとし、家電・住宅設備・産業機器・車載・医療・宇宙など幅広い分野に「小・軽・静」のモータ技術で動きのソリューションを提供しています。新規事業開拓にも積極挑戦し、近年では製造現場向け自動搬送ロボットAspinaAMRの開発や医療機器受託開発製造にも取り組んでいます。
関連情報
小型人工衛星に最適なQCDのバランスを追求 – 6種のリアクションホイール|ASPINA
本件に関するお問い合わせ先
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ASPINA シナノケンシ株式会社 広報室 寺田 啓志
〒386-0498 長野県上田市上丸子 1078
Tel: 090-2526-5161 E-mail: pr@aspina-group.com
◆製品窓口(リアクションホイール等 宇宙関連製品のお問い合わせ)
ASPINA シナノケンシ株式会社 経営戦略室 NBD推進課
Tel:0268-75-5809