ASPINA(シナノケンシ)の 電動3爪ロボットハンド
「グッドデザイン賞」を受賞 ● 当社モータ部門で初

プレスリリース

2021年10月21日

ASPINA(シナノケンシ株式会社)(本社:長野県上田市、代表取締役社長 金子 元昭、以下ASPINA)は、ALビジネスユニットから申請した「ロボットハンド」 [ASPINA 電動3爪ロボットハンド ARH350A]が、当社モータ部門としては初めて「グッドデザイン賞」を受賞したことを発表しました。

デザインのポイントとしては、3本の可動爪の制御でさまざまなワークを「つかむ」ことが大きな特徴。カメラやセンサケーブルやエアツールを通すことができる中空構造で、不意の停電時でもワークの落下を防ぐ安全設計を備え、ユーザーができることの幅を広げる拡張性の高いデザインとなっています。

審査委員の評価は「ロボットハンドの爪は、2本では限定された対象を『はさむ』しかできないが、3本あればさまざまな形状や姿勢の対象を『つかむ』ことができる。本製品は、電源が落ちても、つかんだ状態が機械的に維持されるため物を落とす心配がなく、カメラやセンサのケーブルを通せる中空構造や交換可能な可動爪など、ユーザーにとって使い勝手がよい。人間の作業の自動化や人間との共同作業など、さまざまな応用の可能性を拓く優れたデザインである。」

自動化による労働者不足の解消という社会的課題の解決への貢献が、グッドデザイン賞の受賞とともにさらに期待されます。

ASPINA ロボットハンド ARH350A ASPINA 電動3爪ロボットハンド ARH350A

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グッドデザイン賞とは https://www.g-mark.org/about/ 別ウィンドウで開く

<参考> (2021 GOOD DESIGN AWARD ホームページ -2021.10.20更新- 参照)

【審査委員の評価】

ロボットハンドの爪は、2本では限定された対象を「はさむ」しかできないが、3本あればさまざまな形状や姿勢の対象を「つかむ」ことができる。本製品は、電源が落ちても、つかんだ状態が機械的に維持されるため物を落とす心配がなく、カメラやセンサのケーブルを通せる中空構造や交換可能な可動爪など、ユーザーにとって使い勝手がよい。人間の作業の自動化や人間との共同作業など、さまざまな応用の可能性を拓く優れたデザインである。

【概要】

ロボットハンドARH350Aは、大きく開閉動作する3本の可動爪から成る機構を採用することで、人の手指と同じような「つかむ」動作を実現しました。人でないとワークを「つかむ」ことができないためにロボットによる自動化ができなかった作業を、ARH350Aは3本の可動爪で自動化し、労働力不足という社会課題の解決に貢献します。

【デザインのポイント】

  1. 最大Φ143㎜の広い開口径を持つ3本の可動爪を制御することで様々なワークを「つかむ」ことが可能。
  2. カメラやセンサのケーブルを通せる中空構造、可動爪を交換できる構造による、高い拡張性やカスタマイズ性。
  3. 電源が落ちても機械的に保持。不意の停電時でもワークの落下を防ぐ安全設計(フェールセーフ機能)。

【ASPINAとは】

本件に関するお問い合わせ先 

シナノケンシ株式会社 広報担当 畑 典之
〒386-0498 長野県上田市上丸子1078
TEL:0268-41-1800(本社)090-1535-2214(携帯)/ E-mail:kouhou@skcj.co.jp

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